給湯器の修理を依頼する場合、『給湯器修理専門店』というと何やら安心感・信頼感がありますよね。
ただ、実際のところ費用面ではお得なのか、給湯器交換を実際に行った管理人がリサーチした結果をまとめてみました。
1.給湯器の修理にかかる費用とは?
2.給湯器修理専門店って本当に専門?
3.修理と交換はどちらが得?
4.オススメの給湯器修理専門店は?
目次
給湯器の修理にかかる費用とは?
まず抑えておきたいポイントとして以下の4点があります。
- 給湯器は10年前後が寿命
- 給湯器交換の相場は安い物なら6万円代から
- メーカーに修理を依頼すると出張費+技術料でどんなに安くても1万円は超える
- 部品交換が無くてもメーカー修理依頼は出張費はかかる
その上で個別の費用を見ていくと
- 外部の配管、水漏れに関する交換・補修の場合 総額8,000~15,000円程度
- 水栓金具関係の補修の場合 総額12,000~20,000円程度
- リモコンのみ故障、交換の場合 総額15,000~20,000円程度
- 給湯器燃焼系部品の修理 総額17,000~33,000円程度
- 給湯器電装系部品の修理 総額6,000~46,000円程度
- 給湯器安全装置の修理 総額7,500~58,000円程度
- 給湯器水制御装置の修理 総額10,000~35,000円程度
となっています。これは、メーカーに頼もうが給湯器修理専門店に頼もうがほぼ同じ相場です。
給湯器修理専門店って本当に専門?
まず結論から言えば、修理だけを専門に行っている業者はほぼいません。その全てが修理と交換の両方に対応している業者です。
給湯器の修理・交換を依頼する先は主に下記の5つがあります。
- 給湯器メーカー(リンナイ、ノーリツ等)
- ガス会社(東京ガス、地元のガス屋さん等)
- 大手ホームセンター(ビバホーム、カインズホーム等)
- 総合リフォーム会社
- 給湯器修理・交換の専門業者
このうち、給湯器修理専門店を謳っているのは『給湯器修理・交換の専門業者』です。
給湯器修理専門店は安いのか?
管理人が実際に上記の5種類の依頼先から給湯器交換の見積もりを取ったケースでは、専門業者かリフォーム系の会社が費用面では最も安かったです。
給湯器メーカーやガス会社は相場の倍近い価格。大手ホームセンターは相場の2~3割増しで、リフォーム系の会社と専門業者が最も見積もりは安い形になっています。
給湯器修理専門店と謳うところは、実際には交換も行っていますが、給湯器の取り扱いに特化している会社なのは間違いありません。
その為、作業スタッフの知識・経験も多く、修理にせよ交換にせよ、給湯器の異常に対処する際には専門店にお願いするのがオススメです。
修理と交換はどちらが得?
給湯器に異常が見られる際、修理と交換のどちらが良いかは一概には言えません。
修理であれば6千円~6万円程度、交換であれば6万円~27万円程度と給湯器の種類や故障箇所によって金額が幅広い為、ケースバイケースでの判断が必要です。
給湯器交換にかかる費用・相場もチェックしておこう
修理か交換かを迷ったら、まずは下記のページをチェックしてみて下さい。
こちらで、給湯器交換の費用詳細をケース別で一覧表示していますので、該当する給湯器がどれになるのか、その費用と合わせてチェックしましょう。
給湯器の使用年数をチェックしよう
給湯器は一般的に10年程度、長くても15年程度で寿命を迎えます。
例えば異常が出ている今の給湯器が7年くらい使用している場合、一旦は修理で済ませてもすぐにまた他のトラブルが起こるケースは十分に考えられます。
また、メーカーは給湯器の修理部品に関して10年間は保守義務があるのですが、それを過ぎた場合修理したくとも部品が無く結局買い替えになるというケースも。
数千円単位で済む修理であれば、一時的な対処として修理するのはアリですが、高額な修理費用となるケースでは、年数がたっている給湯器は丸ごと交換してしまった方が最終的にはお得です。
オススメの給湯器修理専門店は?
下記ページでは、東京・埼玉・千葉・神奈川などの関東圏の修理・交換に対応している業者さんの一覧を掲載しています。
また、業者を呼ぶ前に自分で出来るセルフチェックと対処法を下記ページに掲載しているので、こちらも合わせてご覧ください。