給湯器トラブルの解決方法や豆知識をご紹介!
給湯器お役立ちコラム
2025.01.22
2018.12.16
給湯器のエラーコード 【101】 原因と直し方 ~給湯残火検出 (給湯自己診断燃焼異常警告)~

給湯器のエラーコードは1995年(平成7年)以降、メーカー間で統一されています。リンナイ、ノーリツ、パーパス、パロマ、長府製作所等(東京ガス・大阪ガス等のOEM製品含む)、メーカーによって取り扱い説明書に記載のエラー表記名は異なりますが、原因及び対処法は原則として共通となっています。
給湯器のエラーコード【101】の原因
エラーコード101の原因
エラーコード101の原因は給・排気通路部の閉塞や熱交換器のフィン詰まりによるエラーです。物理的に詰まっている・閉塞している為に起こるエラーですが、ほこりやなんらかの障害物が詰まるパターンと大雨の日などに水が溜まって詰まるパターンがあり、後者の場合は雨がおさまった後で乾燥させることで直るケースもあります。
エラー深刻度:★★★☆☆
給・排気通路部または熱交換器のつまりが原因で発生している燃焼異常ため、まずは給排気口を確認し、ゴミなどが詰まっているようであれば除去しましょう。除去後に電源をリセットして直らなければ内部でのつまりが予想されるため給湯器専門の業者へ連絡をしましょう。給湯器のエラーコード【101】の対処法
エラーコード101の対処法
1.給湯器本体の排気口周りが木や枯れ葉、埃、蜘蛛の巣などで物理的に塞がれていないかを視認できる範囲でチェックし、掃除を行って下さい。
2.リモコンをリセットします(電源オン・オフ)
※エラーが出た日が大雨・台風などだった場合、水による排気の詰まりである可能性があります。天候が回復してから半日程度そのまま様子を見てからリモコンをリセットして下さい。
2.リモコンをリセットします(電源オン・オフ)
※エラーが出た日が大雨・台風などだった場合、水による排気の詰まりである可能性があります。天候が回復してから半日程度そのまま様子を見てからリモコンをリセットして下さい。
その他不測のエラー原因とは?
通常エラーコード101は上記の原因以外にも下記の特殊な故障である可能性があります。熱交換器の故障(経年劣化)
可能性は低いですが、給湯器内部の熱交換器という部品が故障している為101エラーが出ることがあります。この場合、部品交換が必要ですが、熱交換器は給湯器の種類によって部品代の幅が2~5万円と幅広く、作業も大掛かりになる為、修理・部品交換よりも本体を丸ごと交換してしまった方が良いケースも多いです。 給湯器の寿命は約10年です。使用期間とも相談の上、修理をするか、交換をするか、下記記事も参考に検討してみてください。修理か交換か 給湯器の寿命をベースに考えよう
給湯器には寿命があり、耐用年数は約10年と言われています。使用頻度や使用環境によっては15年ほどもつ場合もありますが、10年を超えると交換時期と言えます。 エラーが発生して修理が必要となった場合、本当に修理に費用をかけるべきか、本体を交換してしまう方が良いのか、下記記事を参考に検討してみてください。

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