給湯器の修理を依頼する際の流れや費用相場

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給湯器にトラブルが起こった場合、まず修理をしようと考えますよね?

もちろん、修理をするのは良いと思いますが、実はしっかり考えて修理をしないと新しい給湯器と交換するより損をしてしまう可能性があります。

そこで今回は、給湯器の修理にかかる時間や費用の相場、給湯器を修理するか・交換するかの判断ポイント、修理を依頼する業者についてなど、「給湯器の修理」についてをわかりやすくご紹介していきます。

5分程度で読める記事ですので、今給湯器を修理しようか迷っているという方はぜひ参考にしてください!

給湯器が故障した時に確認すべき事

チェックリスト

給湯器にトラブルが起こり、故障かな?と思った時は必ず以下を確認してください。

  • 給湯器の使用年数
  • どんな症状が起きているのか

給湯器の使用年数

給湯器を使い始めてからどのくらいの年数が経過しているのかは必ず確認しましょう。

給湯器には寿命があり、その期間が「約10年」と言われているのですが、およそ7年を超えると故障が増えてくる傾向にあります。

また、使用を始めてから7年を超えた給湯器を修理しても、故障が再発するケースも多々あります。

それ以外にも10年を超えた物だと、修理に使う部品の生産が終了しているため修理ができないというケースもあります。

そのため、給湯器本体のフロントパネルや側面に記載されている製造年月日を確認し、どれだけの年数を使用しているのかをきちんと確認してください。

給湯器本体のフロントパネルや側面に記載されている製造年月日

引用元:ノーリツ

どんな症状が起きているか

給湯器が故障した場合、以下のような症状が見られる事があります。

  • お湯も水も出ない
  • お湯の温度が安定しない
  • 追い焚きができない
  • 給湯器から煙が出ている
  • 異臭がする
  • 異音がする

どのような症状が見られたかによって異なりますが、給湯器本体が故障している場合だけでなく、リモコンのみが故障しているという場合もあります。

こういった症状が見られた場合、有資格者による修理が必要となります。

給湯器の故障に関してはこちらの記事で詳しく紹介していますのでぜひ参考にしてみてください。

「給湯器の故障原因やエラーコード例と賃貸の場合の対処法」

給湯器メーカーの保証期間について

カレンダーイメージ
給湯器には「BL」と呼ばれる認定制度があり、それによってメーカー保証期間に違いがあります。

メーカー保証期間修理可能期間
非BL認定商品BL認定商品非BL認定商品BL認定商品
リンナイ1年2年7年10年
ノーリツ
パロマ
パーパス

※いずれの年数も、「製品の製造を終了した月」から起算したものです。
※「修理可能期間」は、メーカーが部品を保有している「部品保有期間」を指しています。

メーカー保証期間内に故障したのであれば、無料で修理することが可能です。

~「BL」とは~

「BL」とは、法人財団ベターリビングによって優良住宅部品として認められる制度です。ほとんどのBL認定給湯器には、フロントカバーのどこかに「BLマーク証紙」と記載のある認定シールが張られていたり、品番の最後に「BL」とついていますので確認してください。

メーカー別の修理の詳細についてはこちらの記事も併せて読んでみてください。

「ノーリツの給湯器の修理費用はいくら?交換と修理どちらが良い?」

「リンナイの給湯器の修理費用はいくら?交換と修理どちらが良い?」

給湯器の修理にかかる時間と流れ

ステップイメージ

給湯器を修理する際に一般的なフローは以下のようになります。
①:修理申し込み・受付
②:状況のヒアリング・訪問日程の調整
③:故障診断・見積り作成
④:修理開始
⑤:修理完了
⑥:アフターフォロー

修理申し込み・受付は業者によって異なりますが、電話やメールで24時間365日受け付けているところもあります。

そこから給湯器の製品名やどのような状況なのか等をヒアリングし、訪問日程を決定します。

訪問した後は診断を行い、作業費や修理代金の見積もりを出し、問題ないようであれば修理作業になります。

修理作業自体は部品の在庫状況によっては変わりますが、最短即日~約1週間程度で工事に取り掛かれる業者が多いです。

部品を取り寄せた後は修理作業になりますが、修理作業自体は平均で2~3時間くらいで終了します。

給湯器修理の流れ

アフターフォローについては実施していないところや、独自のサービスで実施しているというところもありますので、詳しいことは各業者のホームページや実際に問い合わせて確認をしてください。

給湯器の修理にかかる費用の相場

電卓イメージ

給湯器の修理にかかる費用ですが、どの部分の不具合を修理するのかによって相場が変わってきます。

修理が想定される不具合としては以下のような物があります。

  • 燃焼系の不具合(バーナー劣化、ガス電磁弁不良等)
  • 電装系の不具合(基板不良、各種配線腐食、断線等)
  • 安全装置系の不具合(温度ヒューズ、過熱防止装置等)
  • 水量制御系の不具合(流量検知、切替弁、注湯電磁弁等)
  • 操作リモコンの不具合(台所、お風呂、増設等)

 

燃焼系の不具合(バーナー劣化、ガス電磁弁不良等)

燃焼系はガス回りの部品やバーナーなどが対象となり、修理費用の目安は「17,000円~33,000円」程度となります。

出張費2,000円~3,000円
技術料7,000円~10,000円
部品代8,000円~20,000円
合計17,000円~33,000円

電装系の不具合(基板不良、各種配線腐食、断線等)

電装系とは配線や電装基板の事を対象としており、修理費用の目安としては「6,000円~46,000円」程度となります。

出張費2,000円~3,000円
技術料3,000円~15,000円
部品代1,000円~28,000円
合計6,000円~46,000円

安全装置系の不具合(温度ヒューズ、過熱防止装置等)

安全装置系とは給湯器が途中失火した際にガスを遮断する立ち消え安全装置や、給湯器内部の異常高温を防止するための過熱防止装置等を対象としており、修理費用の目安としては「7,500円~58,000円」程度です。

出張費2,000円~3,000円
技術料3,500円~30,000円
部品代2,000円~25,000円
合計7,500円~58,000円

水量制御系の不具合(流量検知、切替弁、注湯電磁弁等)

水量制御系とは給湯器の中にどれくらいの水が流れたかを計る水量センサーや、お湯はりをするときは開き、お湯はりが完了したら閉じ水を制御する注湯電磁弁等を対象としており、修理費用の目安としては「10,000円~35,000円」程度です。

出張費2,000円~3,000円
技術料5,000円~12,000円
部品代3,000円~20,000円
合計10,000円~35,000円

操作リモコン系の不具合(台所、お風呂、増設等)

操作リモコン系の不具合とは文字通り、給湯器のリモコンの事で、台所やお風呂等に設置されているリモコンを対象としており、修理費用の目安としては「16,000円~38,000円」程度です。

出張費2,000円~3,000円
技術料6,000円~15,000円
部品代8,000円~20,000円
合計16,000円~38,000円

今お使いの給湯器のどの部分が故障しているのかをなんとなくでも知っておくことで、修理の際にかかる費用の目安がわかると思いますので、ぜひ参考にしてください。

給湯器を修理するか・交換するかの判断ポイント

プランイメージ

給湯器を修理するべきか・交換するべきかは「給湯器の使用年数」が判断ポイントになってきます。

交換も検討しておくべき場合

修理ではなく交換をする給湯器の多くが、使用年数が7年を超えたものになります。

1章の「給湯器が故障した時に確認すべき事」でもご紹介しましたが、給湯器には約10年という寿命があります。

つまり、寿命が来た給湯器は何度修理しても故障が再発しやすく、何度も修理をして修理費用をたくさん払うよりも、別の新品の機種と交換してしまった方が支払うお金は安くなる場合があります。

修理だけで済む場合

修理だけで済むケースの共通点として、使用年数が7年以下の給湯器という場合が多いです。

そのため、具体的な年数としては使用年数が7年以下であれば修理を行い、それ以上の年数を使っている給湯器であれば、交換も検討した方が良いでしょう。

給湯器の寿命

ただし、給湯器の使用期間が7年を超えていても、故障の原因が配管やガスメーター等の給湯器以外のケースや、異常が発生してから修理までの期間が早い場合は給湯器を交換せずに修理だけで済むこともあります。

ですので、給湯器のトラブルが起きた際には最初から修理・交換を決めるのではなく、業者に点検してもらって給湯器の状態を知ってから判断するのが良いでしょう。

給湯器の交換の費用相場

見積もりイメージ

給湯器を修理せずに交換する際の費用の相場としては、「60,000円~700,000円」程度です。

給湯器自体は機種が多いため、一人暮らし用の小さい物から大家族で使える大きな物や、エコ機能がついている物等、タイプや機種によって費用が大きく変わっていきます。

給湯器交換費用の相場を簡単に表にしたので参考にしてみてください。

給湯専用追い焚きあり追い焚き+床暖房
従来型16号給湯器60,000円~90,000円~180,000円~
従来型20号給湯器70,000円~110,000円~190,000円~
従来型24号給湯器70,000円~120,000円~200,000円~
エコジョーズ16号100,000円~130,000円~200,000円~
エコジョーズ20号120,000円~150,000円~210,000円~
エコジョーズ24号130,000円~150,000円~220,000円~
エコキュート300,000円~300,000円~
エコワン600,000円~600,000円~

給湯器の交換についてはこちらの記事で詳しくご紹介していますのでぜひ参考にしてみてください。

「【2021年】給湯器交換の費用や相場はいくら?実際に工事をお願いしてみた!」

給湯器の修理はどこに依頼するべき?

好感度イメージ

給湯器の修理を依頼する場合、以下のような選択肢が考えられます。

  • 給湯器メーカー
  • ガス会社
  • 給湯器販売、工事業者
  • ハウスメーカー、工務店

 

修理をする際のそれぞれのメリット・デメリットは以下のようになります。

メリットデメリット
給湯器メーカー・安心感がある
・部品の調達が早い
・修理にかかる費用が高い
・施工業者は自社ではなく提携業者
・交換の際に選べる給湯器が少ない
ガス会社・安心感がある
・連絡先がわかりやすい
・値引きが少ない
・修理にかかる費用が高い
・交換の際に選べる給湯器が少ない
給湯器販売、工事業者・値引き率が高く、品ぞろえも豊富
・独自の保証サービスあり
・見積もりが早く、比較検討しやすい
・業者を自分で探す必要あり
ハウスメーカー、工務店・給湯器メーカーに対して高い交渉力を持つ・修理の際にメーカーとの間に入るため、手数料や余計な時間が発生する

給湯器メーカー

給湯器メーカーは普段使用している給湯器本体を作っている会社ですので、メリットとしては安心感があり、また自社で取り扱っている商品のため修理の為の部品調達スピードは早いです。

しかし一方で、他の選択肢と比較すると値引きはほぼ無いため修理の際にかかる費用が高く、また、実際に施工するのはメーカーの人間ではなく、メーカーと提携している別の業者です。

もちろん、メーカーと提携しているためずさんな工事は行わないとは思いますが、とはいえどんな資格を持っている人間が施工するのかがわからないため、その点では少し不安に思うこともあると思います。

ガス会社

ガス会社は東京ガスや大阪ガスなど、普段使っている都市ガスを扱っている会社や、プロパンガスを扱っている会社の事です。

ガス会社でも給湯器の修理を依頼することが可能で、大手のガス会社の場合は連絡先も調べやすいのですぐに連絡できるのはメリットの一つです。

しかし、給湯器メーカー同様に値引き率は少なく、修理にかかる費用としては高い方です。

また、もしも給湯器を交換することになった場合に、新しい給湯器の選択肢が少ないため、今の給湯器を10年近く使っている人に取っては避けた方がよい選択肢です。

給湯器販売、工事業者

給湯器販売、工事業者とはインターネットでも依頼できるような業者のことで、例えば有名なところだとTVCMでおなじみのクラシアンや、私が給湯器交換を依頼したイースマイル、関西地方で有名なキンライサーなどがあげられます。

メリットとしては見積もりを出すスピードが早く、値引き率も他と比較すると大きく、独自の長期保証もあるため、修理を依頼するとしたらこのタイプの業者がおすすめです。

しかし、デメリットとしては業者の数が多すぎるため、どこに依頼するのが良いのかがわからなくなるという側面があります。

安さだけを基準に、安易に依頼してしまうと無資格施工を行うような違法・悪徳業者が関わってくるケースもありますので、注意しましょう。

ハウスメーカー、工務店

ハウスメーカーのような大手の住宅メーカーや地元密着型の工務店などでも給湯器の修理を扱っているところがあります。

しかし、修理案件を扱っているだけで自社で修理するわけではなく、給湯器メーカーの提携業者に委託する形で修理を請け負っています。

つまり、メーカーとユーザーの間に立ってくれるのがハウスメーカー・工務店の役割ですので、メリットとしては修理工事の内容や金額に納得できない場合はうまく交渉してくれます。

しかし、メーカーとの間に入る分、連絡一つでも余計に時間がかかりますしその分の手数料も発生するため、正直おすすめはできません。

そのため、修理を行う際は手間はかかりますが、ネット系の給湯器販売・工事業者がおすすめです。

⇒実際に私が給湯器交換を依頼した業者はこちらです。

給湯器は正しく修理・交換をしましょう

見積もりイメージ

給湯器の故障はいつ起こるかわからないため、修理のためにどのような対応を行うのが良いのかをまとめた記事が合った方が良いと思い、今回ご紹介させて頂きました。

もちろん、給湯器を交換するよりも修理の方がその場で支払う費用は安くなりますが、交換の方がお得な場合もあるため、修理業者の言葉に惑わされずにきちんと判断する必要があります。

ですので、今回ご紹介した内容を基に、修理をするのか・交換をするのかの正しい判断のために役立てて貰えればと思います。

また、きちんとおすすめできる修理・交換業者をエリア別にピックアップしましたので、こちらも参考にしてみてください。

私が実際に依頼した業者はこちら!

イースマイル

イースマイル 画像引用:イースマイル
基本情報
住所:【東京本社】東京都大田区上池台3丁目44-9 イースマイル東京ビル
【大阪本社】大阪府大阪市中央区瓦屋町3丁目7-3 イースマイルビル
その他全国35拠点
電話番号:0120-222-794
公式HP:https://www.esmile-24.com/waterheater/
営業時間:365日24時間受付対応
保証:施工保証12年・商品保証最大10年
支払い方法:現金・クレジットカード・銀行振込・各種モバイル決済
取扱メーカー:リンナイ、ノーリツ、パロマ
施工スタッフの資格明示:〇

株式会社イースマイルの特徴

テレビCMでもよく見かけ、安心感のある給湯器交換業者です。24時間365日受付対応で、最短20分で駆けつけてくれる対応力は非常に魅力的です。実際にこちらの業者に施工を依頼しましたが、受付スタッフの対応から、作業スタッフの対応まで、非常に親切丁寧で信頼できます。給湯器交換は決して安価ではないので、クレジットカード払いにも対応してくれていてとても助かりました。拠点も全国に35箇所あるようなので、どのエリアから依頼しても比較的迅速に対応してくれると思います。

追記(2020.12.16)
コロナ対策も万全であるとHPで謳っているので、コロナ禍でも安心して依頼できるかと思います。

⇒ 給湯器交換の実体験をまとめた記事はこちら

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