【トラブル】寿命前の給湯器の故障!体験から学んだこと

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給湯器修理

今回は、お風呂のリモコンにエラーメッセージが出てきて、何度再起動しても直らなかったため、東京ガスに連絡して給湯器の修理をお願いしました。 給湯器の型式は、GTHC2448(S)-AWLです。 現在は東京都のマンションに住んでおり、今回修理を行なった給湯器は設置されてから8年経過していますが、新築で購入し1年後から給湯器を使用したので、使用期間は7年間です。

給湯器の寿命より3年も早く給湯器にトラブル発生

給湯器を使用してから7年目の10月末、お風呂に入ろうとしたときに急にエラーメッセージが出てきました。 初めて見る表示だったので驚きましたが、対処法が分からなかったのでとりあえず再起動をしてみました。 再起動を行うと通常通り動いてくれるようにはなるのですが、しばらくするとまたエラーの表示が出てきてしまい、何度か再起動をしましたが繰り返しエラーの表示が出るようになってしまいした。その時のエラーコードは、「711」か「513」だった気がします。 10月末のこれから寒くなるという時期にトラブルが起きてしまったのですが、我が家には小さな子供たちがいるので、水風呂を浴びせたくなかったという思いから、なるべく早く直すために、まずはインターネットで原因を調べてみることにしました。

インターネットで詳しく調べた

「給湯器 (エラーコードの番号)」とインターネットで検索し、東京ガスの初期対応をみました。 エラー番号は忘れてしまったので曖昧ですが、「給湯器 711」もしくは「給湯器 513」というように検索したと思います。 このときに記載されていたのが、「再起動すること」「直らないようなら連絡する」という内容でした。 実際、東京ガスのサイトに掲載していた対応を試してみてもエラーが出てしまったので、そのまま東京ガスに連絡することにしました。

業者選びの基準

東京ガスを選んだ理由は、インターネットで「給湯器 (エラーコードの番号)」で検索したときに見たサイトが東京ガスだったからです。 また、東京ガスのサイトを見た理由としては、今回は「水は出るがお湯が出ない」というトラブルだったので、ガスのトラブル=ガス業者に連絡するものだと思っていました。 給湯器にトラブルが起きたのは初めてですし、他にどういった業者に依頼できるのかという選択肢がわからず、ガスのトラブルなら知名度の高い東京ガスに聞くのが一番安心だと思いました。 そのため、他社との相見積もりは取っていませんし、その時はそういった考えもなかったです。 今となっては給湯器交換でも悪徳業者によるトラブルがあることを知りましたが、当時は悪徳業者といえば、トイレつまりなどの水道トラブルやシロアリのイメージが強かったので、給湯器でもそういったトラブルがあることは知りませんでした。 今更ですが、業者の比較をしておくべきだったと思ったりもしますが、やはり東京ガスのように、知名度があったり公共的なところかどうかは気になるところだと思います。

不具合の原因は「電磁弁の故障」

東京ガスに連絡をしたところ、連絡してから2日後に点検に来てくれました。 ちなみに、本格的な施工を行ったのは2週間後にもう1度訪問してくださった時ですので、初回の訪問では点検のみを行なってくれました。 本当はもっと早く来てほしかったのですが、業者さんの都合上、日程はどちらもこの日が最短だといわれました。

1度目の訪問で点検

名刺イメージ 当日はあらかじめ聞いていた時間になると、作業員の方が来てくれ見た目や人当たりの良さなどもよかったので少し安心しました。 到着後はトラブルの状況などを話していましたが、親身になって話を聞き、その後実際に給湯器を点検してくれました。 ちなみに1度目の訪問は点検だけだったのですが、点検の時点で業者の方から言われたことは、「電磁弁の一部がON・OFFに反応しなくなっていることが原因」ということでした。 修理して直ることが多いので、電磁弁自体を交換する必要はないと言われました。 ちなみに「電磁弁」とは、通常の給湯とは別口に流れる水や油、空気の流れをON・OFFする機械のことだそうで、点検時には丁寧に説明をしてくださいましたが、知識がなく専門用語もあまりわからなかったので後々調べました。 また、給湯器の故障と言われましたが、ある程度使用している年数も経過していたため、メーカー保証などはさすがに10年はないだろうと思い、保証の有無や適用できるのかなどは確認はしませんでした。 給湯器 給湯器の点検が終わり、別の箇所にはなりますがお風呂の乾燥機からポタポタと水漏れがあったので相談してみたところ、こちらの点検もついでに行ってくれました。 余談にはなりますが、乾燥機の方は機械の不具合だったのですが今回は給湯器の修理ができない中で出張料がかかってしまうため、乾燥機の不具合についてかかる料金は無料でやって頂けました。 そういった良心的なサービスだったので嬉しかったですし、非常に助かりました。 すべての点検が終わり、給湯器修理のための日程を調整することになりましたが、最短で2週間後になると言われました。 仕方がないとは思いつつ、子供たちがいるので本当はもう少し早く修理出来たら嬉しかったです。 実際、修理を行うまでの2週間は、壊れた給湯器を使用しなければならず、当時はお湯が使えたり使えなかったりしていたので、だましだましで使っていましたし、その時になってみないとお湯が出るかも分からず、とにかく不便で早く修理して欲しかったです。 修理してくれるまでの2週間はとても長く感じました。

2度目の訪問で施工

2週間経ってようやく修理の日がやってきました。 前回点検してくれた作業員さんと同じ方がいらしてくれたので、給湯器前まで案内をし、工具等を出しながら修理の準備をしていました。 その際、修理の説明をしっかり行なってくれたのが印象的でした。 作業風景 しかし、1回目の訪問では交換する必要はないと言われた電磁弁を改めて訪問して見てもらうと、「交換が必要になる」と言われました。 そのため、急遽交換することになりましたが、1度目の点検時には電磁弁を取り替えることや、交換にかかる費用についてを知らされていなかったので、そこは事前に知らせてほしかったと思いました。 結局、電磁弁を交換することになったので説明を伺いましたが、専門の方は素人に説明するのに苦労するのか、曖昧な表現が多いような感じがしました。 作業員の方いわく、電磁弁そのものを変えることがレアケースであるらしく、原因がはっきり分からず説明が難しかったのかもしれません。 しかし、今回のトラブルが珍しいのか、珍しくないのかという知識もなかったので、私としてはもう少し分かりやすい説明があったらもっと良かったなと思いました。 作業風景 色々質問に答えてもらいながら説明を聞き終わると、電磁弁の交換の作業が開始しました。 騒音もさほど大きくなくテキパキと作業を進めている姿を見て、さすがプロだなと感じました。 工事にかかった時間は大体1時間くらいで、その間は家の中で待っていました。 トラブルもなく、無事に電磁弁の交換が終了し、お湯が出ることも確認できたのでそこは本当に良かったです。

施工が終わってみて気になったこと

初めて施工をしてもらい、不安なことは多くありましたが、無事お湯も出るようになったので、頼んでよかったと思います。 ただ、施工中に気になったことは、やはり電磁弁を交換する必要がないといわれたのに、交換することになったことです。 部品代も安いとはいえず、当日になって急遽交換になったため、事前に見積もりをもらうこともありませんでした。 また、給湯器の交換や修理は業者と素人の知識格差があるので、もう少し詳しく説明してほしいと感じました。 例えばどういったお金がかかる可能性があるのか、いつ来てくれるのか等、できるだけ早く教えてもらえると嬉しかったです。 今回は、寒くなりかけてましたし子供もいるので、個人的には早く来てほしいという思いが最優先でした。 ちなみに作業員さん自体の身だしなみなどは気になるところはなかったです。1人の作業員さんに担当してもらいましたが、物腰が柔らかく修理もしっかりやって頂けたと思います。

施工にかかった時間と費用

請求書 施工にかかった時間は約1時間ちょっとくらいです。 今回の施工は給湯器の電磁弁の交換でしたが、かかった費用は、部品費が22,990円+技術料が12,100円の合計35,090円でした。

修理を終えた感想

初めて施工を終えてみてストレスに感じたことがあり、それは東京ガスに同じことを繰り返し伝えなければならなかったことです。 はじめに電話した際に連絡した窓口で伝えたことと全く同じ内容を、1回目の訪問時に作業員さんにお伝えし、2回目に訪問して頂いた際も同じ事を伝えました。 社内で情報が共有されていないと、同じことを何度も伝えなければならずストレスになってしまうので、そういった対応については正直満足はしていません。 今回は東京ガスに給湯器交換の依頼をしましたが、知名度が高く、ガスのトラブルだと思っていたので、そういったことが決め手で依頼しました。 しかし、当時は他の業者と比較して相見積もりを取ることは知識がなく思いつかなかったので、もしもまた給湯器にトラブルが起きてしまったら、次はもう少し調べてから相談したいと思いました。
この記事の執筆者
ケンシロウ
当サイトの管理人。職業はフリーランサー。自宅と実家、併せて2回の給湯器交換を実際に行い、その経験から業者の選び方や給湯器に関する知識をこれから給湯器の交換を行う人のために紹介している。
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この記事の監修者
シュンイチ
給湯器メーカーR社に勤務しており、液化石油ガス整備士という国家資格を保有している。5年以上給湯器メーカーに勤務している経験から、給湯器に関する正しい知識や給湯器業界の情報を監修という形で情報提供しています。

給湯器交換のよくある質問

Q. 給湯器の寿命は何年くらい?交換の目安は?
燃焼時間が約3000時間=7年~10年が目安です。
一般的に給湯器は10年と言われています。
Q. 給湯器故障の予兆となる症状とは?
①お湯の温度が安定しない
②給湯器本体の異音
③お湯になるのに時間がかかる
④勝手に電源が切れる
⑤リモコンにエラー表示が出る
Q. 給湯器の交換工事(取付や取替、交換作業)の時間はどれくらい?
修理や取替など部品在庫がある場合は、30分~1時間程度で完了するでしょう。
交換は2~3時間程度で完了するでしょう。
もちろん、作業内容によって異なるため、業者に確認してください。
ちなみに私が体験した給湯器交換では給湯器本体が約1時間半ほど、リモコンの取り替えが約30分ほど、合計2時間で工事が完了しました。
Q. どんな設置タイプの給湯器があるの?
屋外壁掛タイプ・屋外据置タイプ(1つ穴・2つ穴)・屋内壁掛タイプ・風呂釜タイプ・PS設置タイプなど、その他ささまざまなタイプがあります。
現在利用しているものが分からない場合はメーカーまたは業者に問い合わせてみましょう。
Q. 修理ではなく交換したほうがいいのは、どんな状態の時?
①取替部品がない場合
②修理が高額になる場合
※10年以上ご使用の給湯器は、症状により交換を勧められる場合があります。
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