給湯器の中古は使えるの?購入方法や費用・相場を調査

中古給湯器

引っ越しの際給湯器を新居に持っていきたい、給湯器が壊れてしまったので少しでも安く中古の本体を手に入れたい。給湯器の本体を中古で使いまわすことは勿論可能ですが、給湯器ならではの注意点がいくつかあります。ここでは、中古給湯器に関する情報をお伝えしていきます。

中古給湯器のメリット・デメリット

メリット

総額は新品より安い

デメリット

故障時のメーカーサポートが無い

必要部品や対応タイプについての知識が必要

寿命が短い

新居に中古の給湯器を持っていく場合

給湯器本体が壊れていなければ、新居に新しい物を設置するより本体を持って行って引き続き使うことは勿論可能です。注意しなければいけない点は下記の通り。

  • 給湯器の設置場所が同じかどうか
  • 給湯の配管形状が同じかどうか
  • 号数は適切か

給湯器の設置場所と配管の関係

給湯器は給湯する水道やガスの種別により、建物ごとに設置できる場所や形状が決まっています。例えばマンションに暮らしていて一軒家へ引っ越すとなった場合に、マンション専用給湯器であるパイプシャフト式の給湯器を新居である一軒家で使う、といったことは出来ません。

原則として、『壁掛け式』『パイプシャフト式』『据置式』などの設置場所が同一かどうか。そして、前の住宅と新しい住宅で『お風呂の追い炊き機能の有無』『床暖房の有無』が共通しているか。これらの条件が一致していなければ使用することは出来ません

また、近年はどちらにも使える給湯器も多いのですが、プロパンガスから都市ガスへ、またはその逆、といったガスの供給方法に違いがある場合にも使えるかどうかは必ず事前にチェックしておきましょう。

給湯器の号数は適切か

通常一般家庭で使われている給湯器には16号、20号、24号の3種類が使われており、これは給湯量のパワーを示しています。

  • 16号・・・1~2人暮らし向き
  • 20号・・・2~3人暮らし向き
  • 24号・・・3人以上

号数が大きい程パワーが上がり、同時に複数個所でのお湯使用に対応しているので、これまで4人暮らしで24号を使っていて、2人暮らしになるといったケースのように号数が大きい分には特に困りません

注意しなければいけないのは逆パターンで、16号の給湯器を使っていたところ家族が増えて2~3箇所でお湯を同時使用することが増えるような時には、16号ではパワー不足です。その場合は、号数の大きいものへ買い替えを検討すべきでしょう。

もしも、新居の状況から従来の給湯器が使えない、と分かった場合には新しい給湯器の購入・設置が必要となりますので、下記記事を参考に損をしない給湯器選びをして下さいね。

給湯器選びで失敗しないために 給湯器交換の真実 費用・相場を徹底解説

中古給湯器が使えることが分かった!設置は自分でできる?

給湯器の設置に関しては水道・電気・ガスに関する国家資格を持つ技術者しか施工をしてはいけないと決まっており、違反した場合には刑法に触れます。

DIYで可能なのは、給湯器本体を壁や地面などに設置・固定するところまで。リモコンなどの電子部品の接続、水道管との接続、ガス管との接続を無資格で行うのは法律違反となりますのでDIYはやめて下さい。

勿論、本体持ち込みの設置工事は請け負う業者もあり、取り付けのみの費用は6,000円~15,000円程度が相場です。本体代金がかからない取り付けのみの場合、最寄りのガス会社にお願いするのがベターです。

給湯器を中古で買う場合の注意点

こちらでは新居への持ち込みではなく、既存の給湯器が壊れてしまい、新しい給湯器に中古品を使う場合について解説していきます。

給湯器の寿命や耐用年数を把握しよう

給湯器は一般的に約10年が耐用年数と言われており、一般家庭で使い続けた場合の寿命です。勿論、家庭内での使用量によっても寿命は前後します。

中古品を買う場合に気を付けなければならないのは、給湯器の本体に製造年月日は記載されていても実際の使用期間は記載されていない、という点です。通常、施工年月日は記載されていますが、中古では文字が擦り切れて見えてないものも多数あります。

ただ安いから、と耐用年数を考えずに購入すると使い始めてすぐ壊れてしまう、なんてこともあり得ます。

前項で説明した通り、給湯器の取り付けはDIYでは出来ません。中古であろうと数千円~2万円弱の取り付け費用がかかりますので、なるべく耐用年数が残っていそうな物を購入しましょう。

給湯器の中古の費用・相場はいくら?

給湯器の中古は一体いくらで売られているのか、最新情報を調べてみました!(2018年7月ヤフオク調べ)

すると、オークション形式の物は省き、16号のエコジョーズ(※都市ガス専用タイプ)給湯専用の者が即決価格で4,000円台からありました。

その次は7,000円台でした。ただ、これらはいずれも使用から10年近くが経過しているものでいつ壊れてもおかしくないような給湯器です。

まともな稼働が期待できる使用から5年以内での中古品となると最も安いもので15,000円台~となっておりこのラインからが大凡の相場と言えそうです。

給湯器本体以外の必要部品は揃っている??

給湯器を中古で購入する際には価格以外にも気を付けなければいけない点があります。それは下記の通り

  • 本当に我が家に取り付けできるタイプなのか
  • リモコンや配線、配管などの必要部品は揃っているか
  • 給湯器の取り付けはDIYではできない点

給湯器は『設置場所』『追い焚きや床暖房の有無』『都市ガスかプロパンか』といった形でそれぞれのご家庭に取り付けられる給湯器のタイプは決まっています。新品であれば取り付け業者に希望と家の状況を伝えることで合致するタイプの見積もりを簡単に出してくれます。

一方、中古の売買の場合、ヤフオク等でそこまでのサポートは受けられません。あくまでも型番から自分で取り付け可能か判断できること、足りない部品も言われなくても分かること、これらを理解して初めて購入を検討すべきです。

加えて中古で本体を安く手に入れられたからといって、給湯器の設置には国家資格が必要ですので、DIYでの取り付けは不可能ですので必ず取り付け費用はかかります。

新品購入と中古購入 総額はどっちがお得?

本体その他の部品が完璧に揃っていれば、取り付けのみの費用は6,000円~15,000円が相場。新品の場合タイプによりますが設置までの総費用は6万円~25万円までが相場です。

新品の総費用はタイプによってかなり金額が分かれますので、詳細は下記ページにてご自身の家庭に合致したタイプの相場をご確認下さい。

あなたにマッチする給湯器は?給湯器の選び方とタイプ別費用・相場

中古の給湯器本体は安ければ数千円から入手可能、ということで、総額で比べた場合、中古+取り付けのみ業者に頼む、といった形の方が総額は安く済むでしょう。

ただし、中古の場合は給湯器の寿命の問題もありますので、新品にかかる総額と、中古の総額とこれから使える年数を加味した上で総合的に判断することをオススメします。