給湯器カタログの取得の仕方とカタログで気を付けること

ここではガス給湯器のカタログの取得方法や種類。カタログ取得後のポイントや気を付けるべきところなどを紹介していきます。
給湯器カタログの取得の仕方
カタログを取得するには3つの方法があります。
まず、1つ目が冊子でカタログを郵送してもらう方法、2つ目が実店舗でもらうもの、3つ目がオンラインでデジタルカタログを見る方法です。
冊子のカタログは、ホームページから請求すると郵送してくれるメーカーもあります。
しかし、冊子のカタログは見やすい反面、請求してから手元に届くのに時間を要するため、すぐに手に入れたい方には向いていません。
また、給湯器は品番改定の頻度が高いため、年に数回、改定されるカタログもあります。
カタログは紙の方が見やすいという方もいると思いますが、デジタルカタログとメーカーホームページで代用可能です。
実店舗でカタログをもらう場合は、ビバホームなどの給湯器を扱っている大型のホームセンターに行けば各社のカタログが用意されていますのでまとめてもらうことができます。

※上のカタログは給湯器交換の際に近くのホームセンターでもらってきたものです。
メーカー公式HPで見ることが出来るデジタルカタログは、使いにくく慣れるまで時間がかかることもありますが、カタログが改定されても、いつでも最新の状態のものを見ることができます。 デジタルカタログの場合、使用してるブラウザの種類などによってはみることが出来ないこともあります。
以下のページからカタログ請求やデジタルカタログをみることができます。
給湯器のカタログ請求
リンナイ・カタログ請求ページへノーリツ・カタログ請求ページへ
給湯器のデジタルカタログ
リンナイ・デジタルカタログのダウンロードページ
ノーリツ・デジタルカタログのダウンロードページ
パロマ・デジタルカタログのダウンロードページ
パーパス・デジタルカタログのダウンロードページ
給湯器カタログの気を付けるポイント
カタログによって給湯器の載っている種類が異なります。エコジョーズの給湯器
リンナイ・「ガス給湯器総合カタログ」ノーリツ・「ガス給湯機総合カタログ」
従来型給湯器
リンナイ・「集合住宅特定現場向け専用品カタログ」ノーリツ・「ガス給湯器特定設置用カタログ」
熱源機
リンナイ・「ガス給湯暖房システム総合カタログ」ノーリツ・「ガス温水暖房システム総合カタログ」
ハイブリッド給湯器
リンナイ・「ハイブリッド給湯・暖房システムカタログ」ノーリツ・「ハイブリッドシリーズカタログ」
リンナイ・ノーリツなどは上記のようになっており、給湯器の種類によっては、一般に流通している給湯器でもカタログにはじめから掲載されていない場合があります。
給湯器の取り付け業者のHPなどに掲載されている安い給湯器は従来型の物が多く、エコジョーズと従来型では価格が異なりますので目的の給湯器のタイプが決まっている方は、別のカタログを見ていないか確認してみてください。
従来型にするかエコジョーズにするか検討している場合、特定カタログと総合カタログの2つを準備する必要があります。
また、エコジョーズについて詳しく知りたい方は以下を見てください。

給湯器業者から見積もりを出してからカタログを確認する
給湯器はご家庭の配管やお風呂の追い炊きの有無などによって設置できるタイプが決まっていますので、まずは業者から見積もりを取ってみる事をオススメします。 その上で、見積もりに記載された品番から型式を確認し、古すぎないか、他にも設置できそうな給湯器がないかデジタルカタログで確認しましょう。
また、カタログを調べても掲載されていない場合、業者が在庫で持っていた旧式の給湯器を見積もりで出していることがあります。 古くても新品であれば使用に問題はありませんが、他社の見積もりと比較した際に旧型を同程度の価格で提示されていたりした場合には、別の業者に頼むか、値切ってみる事をオススメします。
給湯器本体やリモコン、取り替え時に必要な部品などの定価を確認する
業者に出してもらった見積もりにある給湯器、リモコン、必要な部品の定価をカタログで確認しましょう。タイミングによっては品番改定によりカタログも改訂され同一機種でも定価が値上げされていることがあります。
その場合、カタログの定価より業者の見積もりの定価が安い場合もあり、その差額分お得になります。
また、もしも見積もりの方が定価より高いなんてケースでは、悪質業者の可能性が高いので絶対に業者を変えましょう。
給湯器リモコンを選ぶ
ほとんどの場合、業者が見積もるリモコンは、標準リモコンですがインターホン機能が付いたものやタッチパネル式のもの、コードレスのものなど様々なリモコンがあるので、カタログの中に好みのリモコンがあればそれが使えるか聞いてみましょう。
尚、リモコンと給湯器はセットになっているので同一メーカーでも使えるリモコン・使えないリモコンが決まっています。
メーカー保証を確認する
メーカー保証についても確認しておきましょう。ほとんどのメーカーが1~2年の保証期間があります。さらに、リンナイではあんしんの3年保証という保証があり、申し込みすることで無料で保証期間が3年になります。 ノーリツでは有料で保証延長できる安心プランS があり5年・7年・10年から選ぶことができます。
また、パーパス(5年・7年)や長府製作所(5年・7年・8年)でも保証延長のシステムがあります。
尚、給湯器交換の業者の多くは、メーカー保証とは別に業者が長期の保証期間を用意しています。
ただ、施工の保証のみで製品保証は別、というところもあるので、その点は事前に確認しておきましょう。給湯器の塗装を必要に応じて選ぶ
マンションの中は、管理規約などで給湯器の塗装色が決まっていることがあります。特注色の場合受注生産のため1か月ほど既製品より納期が長くなる場合があます。業者側からすると、クレームなどによりキャンセルされ在庫が残ることを考えるとあまり受けたくない案件です。熱効率について考える
ガス料金を節約したいと思う方は多いと思いますが、そういう方が確認したいのが熱効率です。カタログの省エネ基準達成率というページで確認可能です。
従来型給湯器とエコジョーズを比較し、エコジョーズにした場合のガス料金の節約度合について、比較した機種の差からある程度推測することができます。詳しくは以下をご覧ください。
エコジョーズは光熱費を抑えることができてお得になるのか?
エコジョーズにすることによって確かにガス代は安くなりますが、初期費用などを考え本当にお得になるのか、従来型と比較した解説ページはこちらです。
事前にどんな給湯器にしたいかを考えておくとスムーズ
今回、給湯器のカタログについてをご紹介しましたが、カタログを見る前に、あらかじめどんな給湯器がほしいかのイメージをしておくと、スムーズに給湯器を決めることができます。
例えば、追い焚き機能はあった方が良いのか、エコジョーズにしてガス代節約を目指すのか、等希望する条件を整理しておくと良いでしょう。
給湯器の選び方の記事では、給湯器を決める上で希望する条件にはどんなものがあるのかを記載していますので、ぜひこちらも参考にしてください。
