給湯器のエラーコード 【103】 原因と直し方 ~暖房燃焼改善運転~

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給湯器のエラーコードは1995年(平成7年)以降、メーカー間で統一されています。リンナイ、ノーリツ、パーパス、パロマ、長府製作所等(東京ガス・大阪ガス等のOEM製品含む)、メーカーによって取り扱い説明書に記載のエラー表記名は異なりますが、原因及び対処法は原則として共通となっています。

給湯器のエラーコード【103】の原因

エラーコード103の原因
浴室乾燥暖房機能付きの給湯器で現れるエラーで、給・排気通路部の閉塞や熱交換器のフィン詰まりによるエラーです。物理的に詰まっている・閉塞している為に起こるエラーですが、ほこりや何らかの障害物が詰まるパターンと大雨の日などに水が溜まっていることで詰まってしまうパターンがあり、後者の場合は自然に直るケースもあります。101・102エラーとほぼ同様の内容です。

エラー深刻度:★★★☆☆

修理が必要なケース、寿命によりガス給湯器本体の交換が必要なケース、自然回復が見込めるケースがそれぞれあり、最悪、ガス給湯器本体の交換が必要になるため、復旧にかかる費用が高額になる可能性があります。原因を一つづつチェックし、正しく対処していきましょう。

給湯器のエラーコード【103】の対処法

エラーコード103の対処法
1.給湯器本体の排気口をチェックし木や枯れ葉、埃、蜘蛛の巣などで物理的に塞がれていないかを視認できる範囲でチェックし、掃除を行って下さい。 2.リモコンの電源を一旦切り、再度付けなおしてリセットします。 ※エラーが出た日が大雨・台風などだった場合、水による排気の詰まりである可能性があります。天候が回復してから半日程度そのまま様子を見てからリモコンをリセットし、再運転して下さい。
上記の方法で解決しない場合、長期間の使用により排気口の奥の方に詰まりが発生しているか、給湯器本体の寿命がきている可能性があります。給湯器の修理または本体の交換が必要となりますので、給湯器専門業者に点検を依頼し、修理・交換を行いましょう。

その他不測のエラー原因とは?

エラーコード103は上記の原因以外にも下記の特殊な故障である可能性があります。103エラーが表示された場合にはリセットによる解消が見られない場合には給湯器専門の業者に一度確認してもらうと良いでしょう。

熱交換器の故障(経年劣化)

こちらが原因となる可能性は低いですが、給湯器内部の熱交換器という部品が故障している際にも103エラーが出ることがあります。 この場合、改善には部品交換が必要となりますが、熱交換器は給湯器の種類によって部品代金の幅が2~5万円と広く、工事には本体の分解作業も必要となる為、場合によっては修理費用も高額になります。 その為、使用年数にもよりますが、修理よりも本体を丸ごと交換してしまった方が良いケースもあります。給湯器の寿命・耐用年数は約10年ですので、10年近く使用しているガス給湯器であれば本体の取り替えも視野にいれましょう。

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イースマイル

イースマイル 画像引用:イースマイル
基本情報
住所:【東京本社】東京都大田区上池台3丁目44-9 イースマイル東京ビル
【大阪本社】大阪府大阪市中央区瓦屋町3丁目7-3 イースマイルビル
その他全国38拠点
電話番号:0120-222-794
公式HP:https://www.esmile-24.com/waterheater/
営業時間:365日24時間受付対応
保証:施工保証12年・商品保証最大10年
支払い方法:現金・クレジットカード・銀行振込・各種モバイル決済
取扱メーカー:リンナイ、ノーリツ、パロマ
施工スタッフの資格明示:〇

株式会社イースマイルの特徴

テレビCMでもよく見かけ、安心感のある給湯器交換業者です。24時間365日受付対応で、最短20分で駆けつけてくれる対応力は非常に魅力的です。実際にこちらの業者に施工を依頼しましたが、受付スタッフの対応から、作業スタッフの対応まで、非常に親切丁寧で信頼できます。給湯器交換は決して安価ではないので、クレジットカード払いにも対応してくれていてとても助かりました。拠点も全国に38箇所あるようなので、どのエリアから依頼しても比較的迅速に対応してくれると思います。

追記(2022.2.2)
HP上には「全てのサービススタッフがワクチン接種済み」と記載されており、空間除菌装置を持参して交換・修理作業を行うとありますので、新型コロナ対策をきちんとしており、その点では安心して依頼できるかと思います。

⇒ 給湯器交換の実体験をまとめた記事はこちら

修理か交換か 給湯器の寿命をベースに考えよう

給湯器には寿命があり、耐用年数は約10年と言われています。使用頻度や使用環境によっては15年ほどもつ場合もありますが、10年近く使用してから故障が発生した場合には本体交換を勧められるケースがほとんどです。 エラーが発生して修理が必要となった場合、本当に修理に費用をかけるべきか、本体を交換してしまう方が良いのか、下記記事を参考に交換した際にかかる費用などをチェックした上で検討しましょう。
【給湯器の修理】費用・相場やトラブル解決手順とは?

給湯器の修理・交換業者の選び方

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