給湯器エラーコード【173】の原因と対処方法をメーカー別に解説

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給湯器のリモコンに3桁の数字が表示されている場合、それはエラーコードと呼ばれ、給湯器に何かしらの不具合が発生している可能性があります。

しかし、エラー173が一体どういう原因で表示されているのでしょうか?

この記事では、エラーコード173の応急処置方法各メーカーごとにエラーコードの173の原因、エラー解除にかかる相場など、緊急時でも役立つ情報をご紹介します。

給湯器のエラーコードは1995年(平成7年)以降、メーカー間で統一されています。リンナイ、ノーリツ、パーパス、パロマ、長府製作所等(東京ガス・大阪ガス等のOEM製品含む)、メーカーによって取り扱い説明書に記載のエラー表記名は異なりますが、原因及び対処法は原則として共通となっています。

エラーコード表示時の原因と応急処置方法

エラーコード173が表示された際の応急処置方法としては、電源のオン・オフによる再起動を行なってください。

そもそもエラーコード173は温水式床暖房、浴室暖房乾燥機などの機能を持つガス給湯器特有のエラーで、暖房回路に微小な水漏れが発生した際に表示されるエラーコードです。
このエラーは、エアーが一時的に配管内に混入した場合、誤検知するケースもあります。

そのため一度電源の再起動を行い、エラーが解消されなければ実際に漏水が起こっている可能性がありますので、業者に対応してもらう必要があります。

エラーコード173は自分で修理できる?

結論から言うと、エラーコード173の修理は自分では難しいため、プロの業者に依頼しましょう

エラーコード173自体は配管からの水漏れですが、配管自体は屋内・屋外どちらにもある可能性があり、また外部からは確認ができない場所にも配管があるため、ご自身で漏水箇所を特定するのが難しいケースが多いです
また、給湯器内部の修理は資格が必要となるため、無資格で修理を行うことはできません

そのため、給湯器専門業者に修理を依頼しましょう。

エラーコード173の修理費用

エラーコード173が表示された場合、給湯器を修理するか交換するかによって費用が変わってきますし、メーカーに依頼するか給湯器専門業者に依頼するかによっても変わります。

現在お使いの給湯器が10年近い場合は寿命が近い可能性もありますので、交換を検討し、給湯器専門業者に依頼するのがおすすめです。
一方、まだ数年しか使っていない給湯器であれば修理の方がお得ですので、メーカー・給湯器専門業者で金額や対応の速さなどを比較し決めるのが良いでしょう。

メーカーに依頼した場合の費用相場

メーカーに依頼した場合にかかる修理費用は以下のようになります。

・リンナイ:11,000円~33,000円(税込)
・ノーリツ:記載なし(現地での診断が必要)
・パロマ:出張料2,750円~4950円+技術料診断料4,400円~部品代(夜間及び日・祝日は5割増し)
・パーパス:出張2,750円~+技術料+部品代(日祝日1,100円割増料金)

173は故障箇所によって修理費用に違いがあるため、実際にかかる金額は現地での診断が必要です

給湯器専門業者に依頼した場合の費用相場

給湯器専門業者に依頼した場合の修理費用の相場はおよそ8,000円~35,000円になります。

これは、どの箇所から漏水が起こっているかによって修理費用が違い、具体的には以下のような金額になります。

・外部の配管、水漏れに関する交換・補修の場合 総額8,000円~15,000円程度
・水栓金具関係の補修の場合 総額12,000円~20,000円程度
・給湯器水制御装置の修理 総額10,000円~35,000円程度

上記はあくまで相場ですので、対応する業者や症状によって費用は変わってきます。
詳細な費用は業者に出してもらう見積書を確認しましょう。

リンナイ製給湯器エラーコード【173】の原因と対処方法

リンナイ製の給湯器でエラーコード173が表示された場合、以下の原因と対処が必要になります。

・原因:暖房に使われている循環水(不凍液)が微少漏れをしている
・対処法:給湯器の電源の再起動

リンナイのエラーコード173の原因

エラーコード173の原因
暖房に使われている循環水(不凍液)が微少漏れをしている

給湯器本体や床暖房マット、浴室暖房で使用している暖房配管で水漏れが発生している可能性があります。
原因箇所の特定についてをご自身で行うのは難しい可能性があります

リンナイのエラーコード173の対処方法

エラーコード173の対処方法
給湯器の電源の再起動

給湯器と暖房機器の運転スイッチをオフにし、その後オンにすることでエラーが消えているかを確認します。
エラーが消えていない場合、誤検知ではないため、業者に連絡をし修理や交換をしましょう。

ノーリツ製給湯器エラーコード【173】の原因と対処方法

ノーリツ製の給湯器でエラーコード173が表示された場合、以下の原因と対処が必要になります。

・原因:暖房運転が停止する症状がある場合、暖房配管などからの暖房水漏れしている
・対処法:給湯器の電源の再起動

ノーリツのエラーコード173の原因

エラーコード173の原因
暖房運転が停止する症状がある場合、暖房配管などからの暖房水漏れしている

エラーコード173が点滅して表示されている場合、暖房運転が停止する症状がある場合、暖房配管などからの暖房水漏れが考えられます
設置して間もない場合(約1か月)は、暖房配管に空気が残っており、エラーが表示される場合もあります。

ノーリツのエラーコード173の対処方法

エラーコード173の対処方法
給湯器の電源の再起動

運転スイッチをオフにし、その後オンにすることでエラーが消えているかを確認します。
空気が残っている場合は給湯器の販売店や工事店に連絡が必要で、空気が原因でない場合は現地での診断が必要になります

パロマ製給湯器エラーコード【173】の原因と対処方法

パロマ製の給湯器でエラーコード173が表示された場合、以下の原因と対処が必要になります。

・原因:暖房回路漏水異常
・対処法:給湯器の電源の再起動

パロマのエラーコード173の原因

エラーコード173の原因
暖房回路漏水異常
パロマの給湯器で表示されるエラーコード173の意味は、暖房機能を使用する際に使う回路の何処かで漏水が発生している、という内容です。

パロマのエラーコード173の対処方法

エラーコード173の対処方法
給湯器の電源の再起動

運転スイッチを「切」にし、5秒以上経過してから運転スイッチを「入」にしエラーが消えているかを確認します
この対処法でエラーが消えない場合は修理が必要となりますので、業者に連絡してください。

パーパス製給湯器エラーコード【173】の原因と対処方法

パーパス製の給湯器でエラーコード173が表示された場合、以下の原因と対処が必要になります。

・原因:暖房回路漏水異常(少量)
・対処法:給湯器の電源の再起動

パーパスのエラーコード173の原因

パーパスの給湯器で表示されるエラーコード173は、暖房回路漏水異常(少量)という内容です。
リンナイやノーリツ、パロマ等と同じく暖房を使用する際に使う回路・配管で少量の漏水が発生しています

パーパスのエラーコード173の対処方法

エラーコード173の対処方法
給湯器の電源の再起動

運転スイッチを「切」にし、再び運転スイッチを「入」にした際にエラーが消えているかを確認します。
この対処法でエラーが消えない場合は漏水が起きている可能性がありますので、業者に連絡・修理を依頼してください

エラーコード173が出たら業者に連絡しよう

どのメーカーの給湯器でも、エラーコード173は「暖房回路からの漏水」が原因です。

もちろん誤検知の可能性もあるため、このエラーコードが表示されたら一度リモコンの再起動を行うべきですが、それでもエラーが消えない場合は業者による修理や交換が必要になります
また、このエラーが表示されると暖房も給湯もできない状態になりますので、例えば冬にこのトラブルに見舞われた場合等、場合によっては早急に業者に修理してもらう必要があります。

そんな時に依頼する業者を慌てて選んでしまうと、悪質な業者に引っかかったり、余計なお金がかかってしまうこともあります

安く、素早く修理するためには給湯器専門業者がおすすめですので、ぜひ当サイト内にある地域別おすすめ業者紹介記事も参考にしてください。

私が実際に依頼した業者はこちら!

イースマイル

イースマイル 画像引用:イースマイル
基本情報
住所:【東京本社】東京都大田区上池台3丁目44-9 イースマイル東京ビル
【大阪本社】大阪府大阪市中央区瓦屋町3丁目7-3 イースマイルビル
その他全国38拠点
電話番号:0120-222-794
公式HP:https://www.esmile-24.com/waterheater/
営業時間:365日24時間受付対応
保証:施工保証12年・商品保証最大10年
支払い方法:現金・クレジットカード・銀行振込・各種モバイル決済
取扱メーカー:リンナイ、ノーリツ、パロマ
施工スタッフの資格明示:〇

株式会社イースマイルの特徴

テレビCMでもよく見かけ、安心感のある給湯器交換業者です。24時間365日受付対応で、最短20分で駆けつけてくれる対応力は非常に魅力的です。実際にこちらの業者に施工を依頼しましたが、受付スタッフの対応から、作業スタッフの対応まで、非常に親切丁寧で信頼できます。給湯器交換は決して安価ではないので、クレジットカード払いにも対応してくれていてとても助かりました。拠点も全国に38箇所あるようなので、どのエリアから依頼しても比較的迅速に対応してくれると思います。

追記(2022.2.2)
HP上には「全てのサービススタッフがワクチン接種済み」と記載されており、空間除菌装置を持参して交換・修理作業を行うとありますので、新型コロナ対策をきちんとしており、その点では安心して依頼できるかと思います。

⇒ 給湯器交換の実体験をまとめた記事はこちら

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