給湯器のエラーコードは1995年(平成7年)以降、メーカー間で統一されています。リンナイ、ノーリツ、パーパス、パロマ、長府製作所等(東京ガス・大阪ガス等のOEM製品含む)、メーカーによって取り扱い説明書に記載のエラー表記名は異なりますが、原因及び対処法は原則として共通となっています。
目次
給湯器のエラーコード【173】の原因
エラーコード173の原因
温水式床暖房、浴室暖房乾燥機などの機能を持つガス給湯器特有のエラーで、暖房回路に微小な水漏れが発生しています。
屋内・屋外のどちらでも可能性がありますが、外部から確認できる配管は一部だけの為、基本的に自身で漏水箇所を特定するのは難しいケースが多いです。また、エアーが一時的に配管内に混じった場合に、漏水と誤検知する場合もあります。
エラー深刻度:★★★★☆
このエラーは、エアー混入による誤検知でなければ、少量の水が漏れており放置しておくとガス給湯器内部で他の部品を故障させたり、不完全燃焼を起こしてしまう可能性があります。 また、漏水箇所が屋内であれば床の腐食や階下への水漏れなど、被害が拡大しやすい為、早急な対処が必要です。給湯器のエラーコード【173】の対処法
まずはリモコンのオン・オフを行い再起動
173エラーが発生した場合、まずはリモコンの電源を入れなおし、再度床暖房等を運転させましょう。 この時、再び173エラーが発生するようであれば、一時的な誤検知ではなく実際に漏水している可能性が高まります。目視で漏水していないかチェック
リモコンのオン・オフで解決しない場合、運転している状態のまま、給湯器本体やその周辺の配管から漏水が無いかチェックしましょう。 もしも外部に露出している配管からの水漏れであればDIYでの補修や応急処置も可能ですが、給湯器内部の配管の場合は、補修には資格が必要となる為、専門の修理業者に任せるようにしましょう。 また漏水している部分は非常に見にくい場所にある可能性もありますので、念のため給湯器専門業者に連絡をしておいた方が良いでしょう。173エラーはすぐに修理か交換を依頼しよう
給湯器の173エラーが自力で解決できない場合、給湯器専門業者に点検を依頼し、修理か給湯器の交換を依頼しましょう。- 外部の配管、水漏れに関する交換・補修の場合 総額8,000~15,000円程度
- 水栓金具関係の補修の場合 総額12,000~20,000円程度
- 給湯器水制御装置の修理 総額10,000~35,000円程度
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イースマイル
画像引用:イースマイル
基本情報
住所:【東京本社】東京都大田区上池台3丁目44-9 イースマイル東京ビル【大阪本社】大阪府大阪市中央区瓦屋町3丁目7-3 イースマイルビル
その他全国38拠点
電話番号:0120-222-794
公式HP:https://www.esmile-24.com/waterheater/
営業時間:365日24時間受付対応
保証:施工保証12年・商品保証最大10年
支払い方法:現金・クレジットカード・銀行振込・各種モバイル決済
取扱メーカー:リンナイ、ノーリツ、パロマ
施工スタッフの資格明示:〇
株式会社イースマイルの特徴
テレビCMでもよく見かけ、安心感のある給湯器交換業者です。24時間365日受付対応で、最短20分で駆けつけてくれる対応力は非常に魅力的です。実際にこちらの業者に施工を依頼しましたが、受付スタッフの対応から、作業スタッフの対応まで、非常に親切丁寧で信頼できます。給湯器交換は決して安価ではないので、クレジットカード払いにも対応してくれていてとても助かりました。拠点も全国に38箇所あるようなので、どのエリアから依頼しても比較的迅速に対応してくれると思います。
追記(2022.2.2)
HP上には「全てのサービススタッフがワクチン接種済み」と記載されており、空間除菌装置を持参して交換・修理作業を行うとありますので、新型コロナ対策をきちんとしており、その点では安心して依頼できるかと思います。
修理か交換か 給湯器の寿命をベースに考えよう
給湯器には寿命があり、耐用年数は10年~15年程度と言われています。使用頻度や使用環境にもよりますが、10年近く使用してから故障が発生した場合には本体交換を勧められるケースがほとんどです。 エラーが発生して修理が必要となった場合、本当に修理に費用をかけるべきか、本体を交換してしまう方が良いのか、下記記事を参考に交換した際にかかる費用などをチェックした上で検討しましょう。【給湯器の修理】費用・相場やトラブル解決手順とは?
給湯器の修理・交換業者の選び方
給湯器の取り付けはできる?DIYの可否や費用、取付業者を紹介
給湯器交換はホームセンターとネット系業者、どっちがお得?
ガス給湯器交換はホームセンターとネット系業者どっちが安い?徹底調査!