給湯器のエラーコードは1995年(平成7年)以降、メーカー間で統一されています。リンナイ、ノーリツ、パーパス、パロマ、長府製作所等(東京ガス・大阪ガス等のOEM製品含む)、メーカーによって取り扱い説明書に記載のエラー表記名は異なりますが、原因及び対処法は原則として共通となっています。
目次
給湯器のエラーコード【310】の原因
エラーコード310の原因
エラーコード310は外気温が低い時などに作動する凍結予防ヒーターが運転し続けている異常で、サーミスタの断線、地絡(意図しない漏電)、抵抗値の異常などが原因として考えられます。低温関知サーミスタは本来冬場にのみ作動するものですが、季節の変わり目などで気温の上下が激しい際に誤検知を起こすケースが多いです。
エラー深刻度:★★★☆☆
310エラーは誤検知であればリモコンのリセットで直るケースもありますが、故障の可能性も高く、修理費用が発生する事も多いエラーです。給湯器のエラーコード【310】の対処法
リモコンの電源をリセットする
まずは一旦お湯の使用をストップし、給湯器のリモコンの電源を一旦切り、再度電源をオンにします。 このリセット操作でエラーが再発しないようならばそのまま様子を見ながら使用して構いません。リセットで直らない場合には修理業者を呼ぼう
リセットでエラーが治らない場合は、断線等の故障である可能性が高い為、修理が必要です。310エラーの修理にかかる費用は以下が目安です。- 給湯器電装系部品の修理 総額6,000~46,000円程度
修理代を安くするためのポイント
このような内部回路のエラーの場合、エラーが発生した状況の詳細はなるべく事前に伝えておきましょう。- エラーはどのような状況で発生したのか(給湯器の使用中か、突然か)
- リモコンのリセット操作は試したか
- リセット後すぐにエラーが再発するのか、しばらく経過してから再発するのか
私が実際に依頼した業者はこちら!
イースマイル
画像引用:イースマイル
基本情報
住所:【東京本社】東京都大田区上池台3丁目44-9 イースマイル東京ビル【大阪本社】大阪府大阪市中央区瓦屋町3丁目7-3 イースマイルビル
その他全国38拠点
電話番号:0120-222-794
公式HP:https://www.esmile-24.com/waterheater/
営業時間:365日24時間受付対応
保証:施工保証12年・商品保証最大10年
支払い方法:現金・クレジットカード・銀行振込・各種モバイル決済
取扱メーカー:リンナイ、ノーリツ、パロマ
施工スタッフの資格明示:〇
株式会社イースマイルの特徴
テレビCMでもよく見かけ、安心感のある給湯器交換業者です。24時間365日受付対応で、最短20分で駆けつけてくれる対応力は非常に魅力的です。実際にこちらの業者に施工を依頼しましたが、受付スタッフの対応から、作業スタッフの対応まで、非常に親切丁寧で信頼できます。給湯器交換は決して安価ではないので、クレジットカード払いにも対応してくれていてとても助かりました。拠点も全国に38箇所あるようなので、どのエリアから依頼しても比較的迅速に対応してくれると思います。
追記(2022.2.2)
HP上には「全てのサービススタッフがワクチン接種済み」と記載されており、空間除菌装置を持参して交換・修理作業を行うとありますので、新型コロナ対策をきちんとしており、その点では安心して依頼できるかと思います。
修理か交換か 給湯器の寿命をベースに考えよう
給湯器には寿命があり、耐用年数は10年~15年程度と言われています。使用頻度や使用環境にもよりますが、10年近く使用してから故障が発生した場合には本体交換を勧められるケースがほとんどです。 エラーが発生して修理が必要となった場合、本当に修理に費用をかけるべきか、本体を交換してしまう方が良いのか、下記記事を参考に交換した際にかかる費用などをチェックした上で検討しましょう。【給湯器の修理】費用・相場やトラブル解決手順とは?
給湯器の修理・交換業者の選び方
給湯器の取り付けはできる?DIYの可否や費用、取付業者を紹介