給湯器のエラーコードは1995年(平成7年)以降、メーカー間で統一されています。リンナイ、ノーリツ、パーパス、パロマ、長府製作所等(東京ガス・大阪ガス等のOEM製品含む)、メーカーによって取り扱い説明書に記載のエラー表記名は異なりますが、原因及び対処法は原則として共通となっています。
目次
給湯器のエラーコード【380】の原因
エラーコード380は、一酸化炭素(CO)の排出量を検知するセンサーの異常で、故障原因はセンサーの断線、地絡(意図しない漏電)、といった機器不良の他に、給排気通路が何らかの原因で閉塞していたり、熱交換器のフィン詰まりの可能性もあります。
いずれにしても、目視によるチェック・故障個所の特定が難しいエラーとなります。
エラー深刻度:★★★★★
380エラーは一酸化炭素の排出に関わる非常に重要なセンサーで、これが働かなくなると万が一の一酸化炭素漏れの発見が遅れ、爆発事故等に繋がる可能性がある非常に危険なエラーです。
380エラー=一酸化炭素が漏れているわけではありませんが、給湯器の安全性の重要な部品ですので、380エラーが発生したら必ず修理・点検を依頼して下さい。
給湯器のエラーコード【380】の対処法
給排気口が塞がっていないかチェックして、リモコンの電源を入れなおす
一旦お湯の使用を止め、給湯器のリモコンの電源を一旦落として下さい。その後、給湯器本体の給排気口をチェックし、外側から目視できる範囲に物が詰まっているようであれば掃除をします。
その後、再度電源を入れなおします。給排気口の詰まりや誤検知が原因の場合、これでエラーが解消されるケースもあります。
エラーが再発しなければ、センサーの断線の可能性もなくなります。
リモコンリセット後に修理業者を呼ぶ
リモコンのリセット操作で一旦エラーが解消されたとしても、380エラーは再発を防ぐ為に一度給湯器の点検・修理を行って下さい。
- 給湯器電装系部品の修理 総額6,000~46,000円程度
- 給湯器の点検費用 2,500円~
詳細な故障原因により費用は異なりますが、長期間使用している給湯器の場合、380エラー以外にも他の部品が経年劣化で故障が発生する可能性が高く、場合によっては修理ではなく給湯器本体を交換した方が良いケースもありますので、修理をするか給湯器交換をしてしまうか、作業員の方と相談の上判断するのがオススメです。
修理代を安くするためのポイント
このような内部回路のエラーの場合、エラーが発生した状況の詳細はなるべく事前に伝えておきましょう。
- お湯を使用するとすぐエラーが発生するのか、しばらくして発生するのか。
- リモコンリセット操作を試したかどうか
- リセット後すぐにエラーが再発するのか、しばらくして再発するのか
状況を詳しく伝えておくことで、故障の原因を特定できるケースもあり、実際に修理を行う際の時間短縮(工賃の削減)にも繋がります。
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イースマイル
画像引用:イースマイル
【大阪本社】大阪府大阪市中央区瓦屋町3丁目7-3 イースマイルビル
その他全国38拠点
電話番号:0120-222-794
公式HP:https://www.esmile-24.com/waterheater/
営業時間:365日24時間受付対応
保証:施工保証12年・商品保証最大10年
支払い方法:現金・クレジットカード・銀行振込・各種モバイル決済
取扱メーカー:リンナイ、ノーリツ、パロマ
施工スタッフの資格明示:〇
株式会社イースマイルの特徴
テレビCMでもよく見かけ、安心感のある給湯器交換業者です。24時間365日受付対応で、最短20分で駆けつけてくれる対応力は非常に魅力的です。実際にこちらの業者に施工を依頼しましたが、受付スタッフの対応から、作業スタッフの対応まで、非常に親切丁寧で信頼できます。給湯器交換は決して安価ではないので、クレジットカード払いにも対応してくれていてとても助かりました。拠点も全国に38箇所あるようなので、どのエリアから依頼しても比較的迅速に対応してくれると思います。
追記(2022.2.2)
HP上には「全てのサービススタッフがワクチン接種済み」と記載されており、空間除菌装置を持参して交換・修理作業を行うとありますので、新型コロナ対策をきちんとしており、その点では安心して依頼できるかと思います。
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修理か交換か 給湯器の寿命をベースに考えよう
給湯器には寿命があり、耐用年数は10年~15年程度と言われています。使用頻度や使用環境にもよりますが、10年近く使用してから故障が発生した場合には本体交換を勧められるケースがほとんどです。
エラーが発生して修理が必要となった場合、本当に修理に費用をかけるべきか、本体を交換してしまう方が良いのか、下記記事を参考に交換した際にかかる費用などをチェックした上で検討しましょう。