ここはとある某巨大掲示板・・・
某社営業マン
いきなりエコキュートどうです?なんて話しても、えー?ってなるじゃないですか。お湯なんて出たらなんでも一緒だし。
営業は運もある。駄目だと思ったら転職すれば?
某社営業マン
ランニングコストだけってどういう事?乗り換えにかかる費用を何年でペイできるかが重要じゃないの?
某社営業マン
エネルギーの使用量によるけど、まぁ月300円くらい電気が安くなるくらいだと思います。微妙ですよね。
電気代上がってるのにオール電化すすめるとな?
某社営業マン
そう言う視点だから売れないんじゃない?災害に戻って申し訳ないけど、オール電化と太陽光の親和性っていいじゃない。切り口を別に考えたらどう?
某社営業マン
太陽光はやめといた方がいい。まず、とにかく高い。ペイするのはもはや無理。屋根を重くするから、地震に弱くなる。あと、雨漏りの原因になる。
地震の時のことを考えるなら、カセットコンロでも用意しておいた方がいいですよ。
実際、震災時の電気の復旧はガスより早かった。ただ、他のインフラの復旧がなされてない状況も考えて欲しい。
水道ダメで電気復旧。この場合のオール電化の優位性って何だろう?
某社営業マン
家電も全てオールガス化しましょうなんていう商売敵と戦っているのなら理解できるがなんでガスか電気かという比較になるんだよ。
一つだけに頼るよりもリスク分散できた方が安心じゃないの?
某社営業マン
災害に強いを考えるとペイとか関係ないんで価値観が違うのよね。
某社営業マン
お金があるからなのか、面白そうだ、話を聞かせてくれ、よっしゃ太陽光発電、オール電化するでーってトントン拍子で話が進む人。
毎月、いや、毎日の売電量を調べてチェックしてるんですよ。
オール電化は災害の時怖いな
某社営業マン
それでも手を変え品を変え、断られるの承知で提案する、いや、させられるのにもう疲れたわ。
わざわざ変える必要があるかなんだよな。会社としても営業という人件費割いてまで推し進めるメリットそんなにあるんかね?
某社営業マン
でも、既存住宅にわざわざ入れ換えるのってそこまでしてやらなきゃならんこと?って思うわけです。
某社営業マン
売れるとき売ってあとはとんずらできるような安い看板背負ってるならいいでしょうけど、誰もがそういう看板の元で商売上しているわけではないんです。
そういういい加減な営業がいるからオール電化などなど、訪問販売員なんかは特に警戒されちゃうんでしょうね。
当サイトでも様々なページで比較しているように、給湯器の交換においてエコキュートなどの大型電気式給湯器は導入メリットが少なく、売らなければならない営業マンの苦悩が伝わりますね……。
こちらは2018年2月22日に某巨大掲示板に投稿されたスレッド内から拾ってきた言葉で正確なソースとは言えませんが、当サイトの監修役である給湯器メーカーR社に勤めるS氏に聞いたところ、実情としては間違いない、とのことです。
この会話から読み取れるポイントは以下でしょうか
エコキュートやオール電化を導入するメリットは
- 新築で都市ガスが引けないような場合
- 地震などの大規模災害時に最も復旧が早いインフラが電気
- エコキュートは水道・ガスが止まっていてもある程度お湯が使えるようになる
2019年現在、エコキュートの導入費用はかなり下がってきています(37万円~)。一方、オール電化やスマートハウス化しない人にとっては、導入メリットが少ないのも事実です。
単純に給湯器交換、取り付けのみを考えている方は、やはりガス給湯器の従来型やエコジョーズなどを選択し、初期費用を抑えるのが一番ですね。

